「やっと我が家の外壁塗装が終わり、きれいになった家を確認すると塗装にムラがあった」
このようなケースは実際にないとは言い切れません。
このような場合、塗装業者に手直ししてもらえるのか気になる方は多いでしょう。
今回は、外壁塗装のムラを手直ししてもらえるケースと、そもそもなぜ色ムラができてしまうのかをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

□外壁塗装の手直しはしてもらえる?

大前提として、ムラを手直しすることは難しいです。
そのため、ご自身でやるのではなく塗装業者にお願いしましょう。

では、どのような場合に塗装業者は手直しをしてくれるのでしょうか。
結論から言うと、全てのムラに対応してくれるわけではありません。

仕上がりがイメージと違い不恰好だからといって、もう一度綺麗にして欲しいと言っても、やってはもらえないでしょう。
それは、手直しが認められるのは施工不良の場合に限られるからです。

外壁塗装における施工不良とは以下のようなことを指します。

・塗装部分に十分な厚みがなく保護効果が期待できない
・下地と上塗り塗料が調和していないため、硬化せずムラになっている
・下地処理が十分でなく、塗料が役割を果たしていない
・下地が見えるほどの明らかなムラがある

このように、外壁塗装の機能性が十分に発揮されていない場合にのみ手直しは認められます。
そのため、ムラがある場合でも、住宅をコーティングするといった塗装の役割を果たしていると判断された場合は手直しは行われません。
ただし、ムラによって美観を著しく損なっている場合は施工不良として手直ししてもらえるでしょう。

 

□色ムラはどうしてできてしまう?

*下地の調整不足

塗装を塗る前に建材には下地を塗っておく必要があります。
しかし、下地が十分にカバーできていない場合は、塗料が建材に吸収されてしまって、ムラになりかねません。
このように、下地部分の機能性が十分に発揮されていないと、色ムラの原因になってしまいます。

*塗料の相性

現在さまざまな塗料が販売されています。
耐久性に優れたもの・紫外線に強いものなど塗料に含まれる成分も変わってきます。
そこで、塗料と下地の相性や、塗料と建材の相性が重要となります。
相性が悪ければ、塗料の色ムラや剥がれにつながります。

*その他

他にも、塗装業者による手抜き工事や技術不足が原因で色ムラが生じてしまうケースがあります。
職人さんの腕による塗装工程も存在します。
相談・見積もりの段階で過去の施工例を見せてもらうことで、こういったケースは未然に防げるでしょう。

 

□まとめ

今回は、外壁塗装のムラを手直ししてもらえるケースと、そもそもなぜ色ムラができてしまうのかをご紹介しました。
全ての色ムラに対応して、手直ししてもらえるわけではないことをご理解いただけたかと思います。
外壁塗装選びで失敗することがないように、ぜひご参考にしてみてください。

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