目的から考える外壁塗装
外壁塗装の役割は主に 2 つあります。
家を覆う外壁材を塗料によってコーティングし、紫外線・雨風・台風といった自然災害による被害、建物の劣化などから守り、建物の「耐久性・機能性を向上させる」目的と、外観の美しさを追求する「美観の維持」が目的です。
しかし、数年経つと、住宅の外壁塗装に劣化が見られるようになります。外壁塗装は約 10 年のサイクルで塗り替えをする必要があります。
新築時の塗装や塗り替えを行なうときには、目的に合わせた最適な塗料選びが大事です。
そこで埼玉県川越市・ふじみ野市・富士見市・三芳町で外壁塗装や塗り替えを手がける「美光塗装」が、目的に応じた塗料の種類や選び方をご紹介します。
外壁塗装で求める効果とあなたの目的は?
外壁塗装の目的が、建材に耐久性や機能性をプラスし住宅を守ること、建物の美観を維持することだとお伝えしました。こういった目的を踏まえて、塗装するタイミングや塗り替え時にどういった性質をもつ塗料を選べばいいのでしょうか?
目的にマッチした機能性塗料を選ぼう
最近の外壁塗装では、塗料そのものにさまざまな機能が付加された「機能性塗料」を使っています。
防水性能が高い、防カビ・抗菌機能がある、ローコストであるといったさまざまな特徴があります。外壁塗装を行なう際にはどういう目的があるのかをまず明確にし、その目的にマッチした最適な塗料を選ぶ必要があります。多くの外壁塗装会社で使用されている機能性塗料を紹介します。
用途に合わせた機能をもつ塗料
高耐久性・美観保持が目的
「建物を守り、外観の美しさをキープする」という外壁塗装本来の目的をシンプルに叶えてくれる塗料です。紫外線による外壁の劣化・色あせが起こりにくく、美観の低下を防止する耐久性が特徴です。
【製品例】「超低汚染リファインシリーズ」
(アステックペイント)
「無機成分」が配合され、塗膜の劣化要因であるラジカルの発生を抑制。また、「親水性」により汚れが洗い流され塗替え後の美しさが長く続きます。
遮熱・断熱・省エネが目的
外からの熱を遮る「遮熱塗装」、熱自体を断つ「断熱塗装」などの省エネ機能に特化した塗料です。エアコンの冷暖房などの光熱費を削減することで、エコに繋がる役割があります。
【製品例】ハイブリット遮断熱塗料「キルコ」
JAXA 開発の断熱技術を応用した、特殊セラミックを塗料材に活用。自宅内部からの放熱を最小限に抑える効果があります。
防水・耐候性が目的
外壁からの雨漏れは、住宅リフォームで最も多い不具合です。「防水」という、建物を保護するメンテナンスで住宅の寿命を大幅に伸ばすことができます。
【製品例】ダイヤスーパーセランフレックス
約600%の伸縮率がある外壁専用の塗り替え塗料です。この伸び縮みする性質により、ひび割れに塗膜が追随し、水が浸入する隙間を作りません。
低コストでお得に塗装するのが目的
「数年後にリフォームするから低価格の塗装で済ませたい」といった場合は、価格が安くコスパのいい塗料を選択するのもアリです。
【製品例】スーパーラジカルシリコンGH
優れた耐久性と防腐性をあわせ持った外壁専用の塗り替え塗料です。紫外線による劣化を最小限に抑えてくれます。
美光塗装がおすすめするコスパの高い塗装
新築時や塗り替えによる外壁塗装は、経年劣化の補修・補強だけでなく機能塗料による効果によって、今まで以上に快適な住居環境を手に入れることができます。
とはいっても、どんな目的があってなにを優先するのかによ って効果や価格は変動してきます。
外壁に加え、屋根塗装も含めると価格は変わりますし、塗料にもアクリルやシリコン、フッ素といったさまざまな種類があります。
そんな中で、美光塗装がおすすめするのは、「防カビ・抗菌性が高い塗料」です。日本は台風や雨期といったように湿気が多い土地柄です。
外壁のヒビ割れから湿気や雨水が浸入すると、深刻なカビや木材の腐食の原因になってしまいます。これらを防ぐためにも塗料は防カビ効果がついているものを選ぶようにしましょう。