外壁を塗装する際に付帯部も塗装する必要があるのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく塗装した後に、「ここも塗装しておけばよかったな」と思いたくありませんよね。
今回はそのような事態を起こさないようにするためにも、付帯部を塗装するべき理由や特に外壁と一緒に塗装することが望ましい付帯部をご紹介していきます。

□外壁塗装で外壁と付帯部を一緒に塗装するのはどうして?

一般的に、外壁を塗装する際に付帯部も一緒に塗装する場合が多いです。
付帯部とは、雨樋(あまどい)、幕板、軒天(のきてん)、破風(はふ)、シャッター、エアコンのダクトカバーなどご自宅の外壁に接しているものを指します。
では、なぜこれらの付帯部は外壁と一緒に塗装するのでしょうか。

*外壁と一緒に塗装を行う方が費用を抑えられる

基本的にご自宅の外壁を行う場合、足場の設置が必要です。
この足場の設置には、一般的な二階建て住宅であれば10万円〜20万円程度の費用が掛かります。
外壁と付帯部の塗装を別々で行うとなれば足場代・人件費ともに倍近く掛かってくるでしょう。
足場の設置が必要ない施工であっても、やはり外壁と付帯部は一緒に塗装した方が費用を抑えられることは間違いありません。

*外壁のみを塗装した場合、付帯部の使用感が目立つ

一般的に、外壁の塗装を頼まれる方は、時間の経過による劣化を気にされて塗装をご依頼なさいます。
その場合、付帯部にも同様の使用感が見られるケースが多いです。
そこで、外壁のみ塗装を行うと、外壁が綺麗になった分、付帯部の使用感が目立ってしまうことがあります。
見た目の面から見ても、付帯部も含めて塗装することをおすすめします。

*付帯部を改めて塗装する人は少ない

塗装は注文すればすぐに施工できるものではありません。
塗装業者へ連絡、状態のチェックから始まり、見積もり・打ち合わせ、工期の設定があって初めて塗装作業に入ります。
このように手間がかかるため、外壁塗装のみ先に行われた場合、メイン部分ではない付帯部の塗装は後回しにされ、放置されるケースが多いです。
そのため、外壁を塗装する場合は、まとめて付帯部も塗装することをおすすめします。

 

□外壁塗装で外壁と一緒に塗装するべき付帯部をご紹介します!

1.雨樋(あまどい)
雨樋は存在感が大きく使用感が目立ちやすいです。
雨水にさらされるため経年劣化も起こりやすく、外壁と一緒に塗装することが多いです。
塗装することで耐久性を高められるといった利点もあります。

2.幕板(まくいた)
一階部分と二階部分の境界線としての役割を果たしている幕板は、外装の繋ぎ目を補強する役目や美観を高める役割も担っています。
そのような幕板の塗装部分に塗膜の膨れや剥がれなど経年劣化が進むと、美観を損ねるリスクや雨水がお住まいに侵入する恐れがあります。
そのため、耐久性・美観の面から、外壁と一緒に塗装することが一般的です。

3.軒天(のきてん)
時間の経過とともに、軒天にはひび割れ、塗膜の膨れ・剥がれ・カビなどの劣化症状がよく見られます。
外壁と一緒に塗装を行うことで、軒天の劣化も補修できます。

 

□まとめ

今回は付帯部を塗装するべき理由と外壁と一緒に塗装することが望ましい付帯部をご紹介しました。
お客様が塗装を検討する際に後悔することがないように、塗装に関する正しい知識を身につけていただくことが何よりも重要です。
当社は創業40年の塗装のスペシャリストです。
外壁塗装・屋根塗装・塗り替えのことで気になることがあれば、ぜひご気軽にご相談ください。