外壁工事を行う際に重要なことは近隣住民の方へ配慮をすることです。
これが不十分であれば、近隣住民の方とのトラブルにつながりかねません。
そこで今回は、近隣住民の方との足場に関するトラブルと外壁塗装に関するトラブルについてご紹介します。

□近隣住民の方との足場に関するトラブル

1.瑕疵保険の加入
足場を組む際や解体の際に、外壁の一部や車などを傷つけてしまうこともあります。
補償してもらえるだろうと考える方が多いと思いますが、足場を組む業者は塗装会社の下請けであることが多く、その場合であれば責任の所在がわからないため、泣き寝入りするしかないといったことも実はあります。
このようなことを起こさないためには、足場業者が瑕疵保険に加入しているかどうかを調べておくことをおすすめします。

2.隣家の敷地を借り入れる場合がある
自分が所有している敷地だけでは足場を組めない場合もあるでしょう。
その際には、隣の敷地を借り入れる必要があるため、必ず隣家の方に丁重に協力をお願いしましょう。
隣家の方の協力もなしに工事を進めると、大きなトラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。

□外壁塗装に関するトラブル

外壁塗装時にも近隣住民の方とのトラブルが生じる可能性があるため、注意が必要です。

*高圧洗浄時

塗装工事の際には、塗装前に高圧洗浄をします。
この高圧洗浄を使う際のエンジン音が騒音トラブルにつながる可能性や、汚れが混じった水が飛散することによって、隣家の置物や植物が汚れてしまう可能性があります。

*異臭トラブル

外壁塗装に使用する塗料は独特の臭いがするため、臭いによって気分を害してしまう可能性があります。
近年ではこの臭いが比較的抑えられた塗料もありますが、臭いの感じ方は人それぞれのため、トラブルにつながってしまう可能性があります。

*塗料の飛散

塗料は風に乗って数mほど飛散してしまうこともあります。
飛散した塗料はなかなか落ちにくく、それが隣家の壁や建物、車などに付着してしまうとそれが原因でトラブルにつながる可能性があります。

□まとめ

今回は、近隣住民の方との足場に関するトラブルと外壁塗装に関するトラブルについて紹介しました。
近隣住民の方とのトラブルを生じさせないためには、近隣住民の方に配慮をした工事をする必要があります。
当社では地元の皆さんとのつながりを深めるため、地域密着・きめ細かなフォローを心がけており、近隣住民の方への配慮も怠っておりません。
外壁塗装や屋根塗装を検討されている方はぜひ一度ご相談ください。