外壁塗装を検討している方の中には、外壁塗装の臭いがいつまで続くのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
塗料に含まれる成分によって臭いが発生しますが、その臭いは事前に対策できます。
今回は、外壁塗装の臭いは何日続くのか、そして事前対策の方法についてご紹介します。
□外壁塗装の臭いは何日続く?
外壁塗装の工程には一般的に、下塗り、中塗り、上塗りがあります。
このうち、臭いが気になり始めるのは、中塗り以降であり、使用する塗料の種類によって、その臭いが続く日数は異なります。
外壁塗装に使用される塗料には油性と水性の2種類があり、このうち強い臭いを発するのは油性です。
完全に臭わなくなるまでは、油性であれば長くて1週間ほど、水性であれば長くて3日ほどかかります。
これらの日数に違いが生じるのは、油性と水性に含まれる成分が異なるからです。
塗料の主成分は合成樹脂や顔料などの固体成分とそれらを希釈する液体成分から構成されています。
この液体成分に比較的強い臭いを発するシンナーが使用されていれば油性であり、水が使用されていれば水性に分類されます。
臭いの影響を集合住宅や周辺の家に与えないためには、外壁塗装の際に水性塗料を選びましょう。
□臭いは事前対策できる!
外壁塗装の臭いは事前に対策できるので、ここではその方法を2つご紹介します。
*水性塗料を使用する
これは上記でも紹介した方法ですが、非常に有効な臭い対策の1つです。
水性塗料は外装だけでなく、内装に使われるほどであり、特にペットや赤ちゃん、持病がある方がいれば、利用する価値は高いでしょう。
メリットはとても大きいため、ぜひ使用してみてください。
*F☆☆☆☆の塗料を使用する
F☆☆☆☆の表記は、ホルムアルデヒドの発散量を星マークで表しており、中でも星4つはホルムアルデヒドをほとんど含んでおらず、最高ランクに位置しています。
外壁塗装独特の臭いが少ないだけでなく、環境や人体に配慮した塗料だといえるでしょう。
近年ではF☆☆☆☆の塗料が使用されることは多くなっているのですが、念のため確認しておく方が良いでしょう。
より臭いを少なくしたい方には、水性塗料かつF☆☆☆☆の塗料で塗装を行うことをおすすめします。
□まとめ
今回は、外壁塗装の臭いは何日続くのかと事前対策の方法について紹介しました。
外壁塗装の臭いは長い場合は油性で約1週間、水性であれば約3日間続いてしまいます。
臭いの事前対策をしたい方は、水性塗料やF☆☆☆☆の塗料を選んでみることをおすすめします。