雨漏りが発生してしまうと家全体に大きな悪影響を及ぼしてしまいます。
雨漏りを防ぐ方法の1つに屋根塗装がありますが、本当に屋根塗装で雨漏りが防げるのでしょうか。
今回は、屋根塗装で雨漏りは防げるのかについてと、屋根塗装による効果について紹介します。

□屋根塗装で雨漏りは防げるのかについて

 
結論から言うと、屋根塗装は雨漏りを完全に防げるわけではありません。
なぜなら、屋根塗装の目的は住まいを守ることにあるからです。
かといって、雨漏りと屋根塗装の関係が無いというわけでもありません。
屋根塗装を行うことで、防水効果や耐久性が高まり、雨漏りのリスクを軽減できます。
 
屋根塗装が雨漏りの原因になることもあります。
その理由は、施工不良です。
塗りすぎによって毛細血管現象が発生してしまう可能性があるのです。
 
毛細血管現象とは、隙間を液体が浸透することを言います。
塗料の塗りすぎで毛細血管減少が発生し、雨水が通り雨漏りが生じてしまいます。
 
塗装の塗り替えの時期のポイントは主に5つあります。
 
・塗料のツヤが無くなっている
・色が薄くなっている
・チョーキング現象がみられる
・カビの発生
・塗料の剥がれ
 
チョーキング現象は白い粉が壁に付着している現象です。
この現象が見られたらすぐに塗装しましょう。
また、カビの発生も屋根材が湿気を含み劣化しているサインなので、すぐに塗装してください。
 

□ 屋根塗装による効果について

 
屋根塗装は、防水効果や耐久性を高めるだけでなく様々な効果があります。
1つ目は、美観の回復です。
屋根塗装をコーティングすることで、屋根全体の見た目が良くなります。
色を変えることで住宅の雰囲気を変えることもできます。
 
2つ目は、コケの発生を防止する点です。
コケが発生する原因は、屋根材が水分を含んでしまうとです。
屋根塗装によりコーティングすることによって、屋根材が吸水することを軽減してくれます。
 
3つ目は、屋根材の保護です。
屋根塗装で屋根材をコーティングすることで、屋根材を保護できます。
屋根材はヘアークラックが入りやすいです。
ヘアークラックに塗料が入り込むことでクラックが広がることを防ぐため、屋根材の保護に繋がります。
 

□まとめ

 
屋根塗装は雨漏りを完全に防げるわけではありませんが、屋根塗装を行うことで、防水効果や耐久性が高いので雨漏りのリスクは軽減できます。
屋根塗装には、屋根全体の見た目が良くなる、コケの発生を防止する、屋根材を保護してくれるという効果があります。