屋根塗装をお考えの方で、屋根塗装で火災保険を利用する条件について知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、屋根塗装で火災保険を利用する条件についてと屋根塗装で火災保険を利用する際の必要な書類について紹介します。

是非参考にしてみてください。

□屋根塗装で火災保険を利用する条件について

屋根塗装で火災保険を利用する際の対象となる風災や水害について紹介します。

*対象になる風災について

風災とは、台風や竜巻などによって屋根材が破損したり、屋根に穴が開いたりする被害のことを指します。
風災の対象になる可能性が高い事例として、損害額が20万円以上の場合になります。
反対に、風災の対象にならない事例としては以下が挙げられます。

・損害額が20万円以下の場合
・新築から10年以上が経っていて経年劣化による色あせが起きている場合
・最大瞬間風速が20メートル以下の場合

*対象になる水害について

水害は、洪水や土砂崩れなどによる自然災害のことを指し、台風や洪水で流された場合や基準を超えた浸水が発生した場合に保険適用されます。
しかし、住宅火災保険の場合は水害は保険の対象外になっているので注意しましょう。

また、水害の対象にならない事例としてお風呂場の水を止め忘れていて床が塗れた際は対象外です。

□屋根塗装で火災保険を利用する際の必要な書類について

火災保険に必要な書類は、主に4つあります。

1つ目は、保険金請求書です。
名前や住所など基本的な情報を記載する書類になっていて、振込口座番号の記載も必要になってきます。

2つ目は、事故内容報告書です。
事故内容報告書は、被害が起きた日を保険会社に説明するための書類になります。
屋根のどの部分が破損しているかを明確に書いておきましょう。

3つ目は、破損している部分の写真です。
修理を必要とする部分の写真を撮っておきましょう。

4つ目は、修理の見積書です。
修理内容の詳細や人件費、材料費などかかるコストの明細が必要になります。

この4つ以外にも場合によって、罹災証明書や印鑑証明書が必要になる可能性もあるので、申請前に必要な書類を調べておきましょう。

□まとめ

屋根塗装で火災保険を利用する際の対象となる風災は、台風や竜巻などによって屋根材が破損したり、屋根に穴が開いたりといった被害が出て、損害額が20万円以上になる場合です。
また、対象になる水害は、風や洪水で流された場合や基準を超えた浸水が発生した場合です。

火災保険に必要な書類は、保険金請求書や事故内容報告書、破損している部分の写真、修理の見積書があり、事前に必要な書類について把握しておきましょう。