屋根塗装をお考えの方で、屋根塗装を行う際に高圧洗浄はしないといけないのかについて知らない方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、高圧洗浄は必要になります。

そこで今回は、屋根塗装は高圧洗浄しないといけない理由についてと高圧洗浄を行う際に注意すべきことについて紹介します。
是非参考にしてみてください。

□屋根塗装は高圧洗浄しないといけない理由について

高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使って洗い流すことを言います。
屋根塗装を行う前に高圧洗浄機を使用し汚れやコケ、塗膜の表面のチョーキングなどを落とします。

高圧洗浄が必要な理由としては、汚れが付いている状態で上から塗料を塗ってしまうと見た目が悪くなってしまい、塗装してすぐに剥がれてしまう可能性があるからです。
汚れを高圧洗浄で綺麗に取ることによって見た目が綺麗になり仕上がりが良くなります。

高圧洗浄を行う前は養生を行い、漏電の恐れがある部分に水が入らないように養生シートで覆います。
養生する箇所の例として、インターホンや照明器具、コンセント、換気口などです。

また、高圧洗浄は水圧が高くなっているので水が飛散してしまい近隣まで飛んでしまう場合もあります。
高圧洗浄を行う前に、近隣の方にいつ洗浄を行い、飛散してしまう可能性があることを伝えておくと良いでしょう。

□高圧洗浄を行う際に注意すべきことについて

高圧洗浄を行う際に注意すべきことは主に2つあります。

*雨漏りが発生する

高圧洗浄機は大量の水を使用するため事故になる可能性があり、雨漏りを発生させてしまう恐れがあります。
水圧で下葺き材のルーフィングシートを破ってしまい雨漏れが発生します。

また、屋根塗装を行ってから1年たってから屋根から雨漏りが起こることもあります。
原因としては塗装の塗膜によって雨を出す部分が防がれてしまい屋根材の下部に雨がたまって雨漏りに繋がります。

*アスベストが飛散する

住宅の屋根のほとんどがアスベストスレート屋根を使用していると言われています。
アスベストスレート屋根を高圧洗浄したことにより、アスベストが飛散してしまうと健康被害に繋がってしまいます。

海外では、アスベストを含んでいる建材に高圧洗浄を行うことが禁止されている国も存在します。

□まとめ

高圧洗浄が必要な理由としては、汚れが付いている状態で上から塗料を塗ってしまうと見た目が悪くなってしまうだけでなく、塗装してすぐに剥がれてしまう可能性があるからです。
高圧洗浄で綺麗に汚れを取ることで見た目が綺麗になり、仕上がりも良くなります。

高圧洗浄を行う際に注意すべきこととして、雨漏りが発生してしまうことやアスベストが飛散してしまうことが挙げられます。
屋根塗装の高圧洗浄についてお困りの方は是非当社までご相談ください。