屋根塗装をお考えの方で、屋根塗装の手順について知らない方も多いのではないでしょうか。
屋根塗装を行う前に是非知っておきたいですよね。
今回は、屋根塗装の手順についてと、屋根塗装の注意点について紹介します。
是非参考にしてみてください。

□屋根塗装の手順について

最初に、足場架設を行います。
効率性や安全性を上げるためにも足場は必要になってきます。

次に、屋根に付いたカビや汚れを落とすために高圧洗浄を行い洗い落していきます。
高圧洗浄を終えると、打ち込みを行います。
ほとんどの屋根に棟板金という鉄版の部材を使用しているため、塗装を行う前に打ち込みを行い、板金が飛ばされないようにします。

屋根にひび割れが発生している場合は、コーキングを使用して補修していきます。
コーキングを行ったら、養生を行います。
養生は、塗料が周りに飛び散ってしまうのを防ぐ作業のことを言います。
養生を終えると、いよいよ塗装の作業に入っていきます。

屋根塗装は、3回塗りが一般的で1回目の下塗り作業を行っていきます。
下塗り作業は、屋根材と上塗り塗料の接着剤のような役割や細かいひび割れの補修のために使用されるので重要な工程になってきます。

下塗りを終えると、縁切りを行い、雨漏りを防ぎます。
縁切りを終えると、中塗り、上塗りの順番で塗装を行っていきます。
塗り残しやムラがないかの最終確認を行い、塗装は完了になります。

□屋根塗装の注意点について

屋根塗装を行う際の注意点として、主に2つあります。

*何回目の塗装になるのか確認する

屋根材によっては、塗り替え回数に上限がある場合もあります。
劣化具合や前の塗り替え間隔によって違いはありますが、3回が上限と言われています。
塗装回数を重ねれば重ねる程、塗膜が割れる可能性があります。
3回以上の塗装を行う際は、葺き替えが必要になってきます。

*屋根材の劣化次第では塗装では治らない場合もある

屋根材自体に大きな損傷や割れが激しい場合は、塗装を行えない場合があります。
そのような場合には、葺き替えが必要になります。

□まとめ

屋根塗装の手順は、足場架設を行い高圧洗浄で汚れを落とし、塗装を行う前に打ち込みを行い、板金が飛ばされないようにします。

屋根にひび割れが発生している場合は、コーキングを使用して、補修が終わり次第、養生を行い、塗料が周りに飛び散ってしまうのを防ぎます。
養生を終えると、下塗り、中塗り、上塗りの順番で塗装を行っていきます。

ご不明点等ありましたら、お気軽に当社までご相談ください。