屋根塗装をお考えの方で、屋根塗装の下塗りの役割について知らない方も多いのではないでしょうか。
屋根塗装を行う前に是非知っておきたいですよね。
今回は、下塗り塗料の役割についてと、下塗り塗料の種類について紹介します。
是非参考にしてみてください。

□屋根塗装の下塗りについて

*上塗り塗料の密着力を向上する

上塗り塗料単体では接着する力がほとんど無いので、上塗り塗料のみで塗装を行った場合、すぐに剥がれてしまいます。
下塗りは、上塗り塗料をくっつける役割を持っていて、下塗り塗料を塗ることで密着性が高くなるため、すぐ塗装が剥がれてしまうのを防ぎます。

*下地の色を隠し仕上がりを綺麗にする

上塗り塗料の密着力を向上させるだけでなく、下地の色を隠す役割もあります。
塗り替えを行う場合は、元の色が透けてしまったり、思っていた色にならなかったりする場合があります。
元々塗装していた色が透けてしまわないためにも、下塗り塗料を塗ることで仕上がりを綺麗にできます。

*塗装効果を高める

下塗り塗料の中には、色んな機能を持つ塗料もあります。
例として、防サビ機能や防カビ機能、遮熱機能など様々な機能があります。
環境に合わせて下塗り塗料を選ぶことによって、塗装効果を高められます。

□下塗り塗料の種類について

下塗り塗料は3種類あります。

1つ目は、シーラーです。
上塗り塗料を密着する機能を持っていて、塗料が染み込むのを防ぐ機能も兼ね備えています。
シーラーには、油性と水性があり、表面が平たくなるので上塗り塗装を綺麗に行えます。

2つ目は、プライマーです。
プライマーには、シーラーと同じ機能を持っていますが、シーラーと違う点としてサビを落とす機能が無いので下塗りを行う前に下地処理でサビを落とす必要があります。

3つ目は、フィラーです。
フィラーとは、シーラーやプライマーなどにバテ機能を付けた塗料のことです。
表面を平らにするために使用する場合が多く、シーラーやプライマーと機能は同じになります。

□まとめ

屋根塗装の下塗りは、上塗り塗料の密着力を向上させる役割や元の色が透けないように下地の色を隠す役割もあるので、仕上がりが綺麗になります。

また、下塗り塗料には防カビ機能や遮熱機能を持っている塗料もあり、環境に合った塗料を選ぶことで塗装効果が高くなります。
下塗りの塗料は、シーラーやプライマー、フィラーなどがあります。

下塗り塗料の選び方でお困りの方は、是非当社までご相談ください。