屋根のリフォームをお考えの方で、カバー工法について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、屋根のリフォームの種類と屋根のカバー工法のメリットとデメリットについて紹介します。
是非参考にしてみてください。

 

□屋根のリフォームの種類とは

屋根のリフォームの種類は、主に3つあります。

 

*再塗装

劣化した屋根に再塗装をする方法です。
工事の期間が短いことがメリットとしてあげられますが、劣化状況や屋根材によって塗装できないものもあるので注意しましょう。

 

*葺き替え

既存の屋根材をはがして、新しい屋根材に替える方法です。
屋根材だけでなく、下地の防水シートも交換します。
屋根材も下地も新しく取り替えるため、屋根の機能も新しくなり、家の寿命も伸びます。
しかし、解体工事を行うと、粉塵が飛び散るので特別な対策が必要になります。

 

*カバー工法

既存の屋根材を撤去せずに、上から新しい屋根材を施工する方法です。
新しい屋根材を施工する時に、一般的には金属製の屋根材を使用することが多いため、屋根の耐久性は、高くなります。
既存の屋根の劣化が激しい場合は、カバー工法はできないので注意しましょう。

 

□カバー工法のメリットとデメリットとは

カバー工法のメリットは、主に3つあります。

1つ目は、工期が短いことです。
葺き替えの場合は工期が7日から14日かかりますが、カバー工法は、5日から10日で済みます。

2つ目は、断熱性や遮音性、防水性が向上することです。
屋根が二重構造になるため、性能が高くなります。
雨音が気になる方には、おすすめの方法です。

3つ目は、近隣とのトラブルを避けられることです。
元々あった屋根材を撤去せずに工事をするため、騒音やホコリが発生するリスクが少なく、工期も短いので近隣の方に迷惑をかけずに済みます。

カバー工法のデメリットは、耐震性能に悪影響を及ぼす可能性があることです。
カバー工法は、軽量な屋根材を使用している場合でも、屋根全体の重量が増えることになるため、建物が揺れやすくなる恐れがあります。
元々、耐震性の高い家の場合は、悪影響を受けない場合もあるので自分の家の状況を把握し、相談して決めると良いでしょう。

 

□まとめ

屋根のリフォームの種類は、再塗装、葺き替え、カバー工法の3種類があります。
カバー工法のメリットは、工期が短く、断熱性や遮音性、防水性が高くなり、元々の屋根材を撤去せずに工事をするので近隣とトラブルになるリスクも避けられます。
屋根塗装でお困りの方は、是非当社までご相談ください。