外壁塗装をお考えの方で、カバー工法を知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁をカバー工法するメリットについてと、カバー工法をする前に知っておくべきことについて紹介します。
是非参考にしてみてください。
□外壁をカバー工法するメリット
カバー工法とは、今ある壁にそのままの状態から新しい外壁材を重ね塗りする方法のことを言います。
そして、外壁をカバー工法するメリットは大きく分けて3つあります。
*工期が短い
1つ目は、工期が短いことです。
カバー工法は、元々ある壁を撤去する必要がないので、他の工法と比べると、短くて済みます。
塗装や張り替えと比較すると、2日から3日程短くなります。
*断熱性や遮音性が高まる
2つ目は、断熱性や遮音性が高まることです。
カバー工法は、元の外壁を残して、新しい外壁材を重ね塗りするので、二重構造になります。
なので、熱や音を通しにくくなり、断熱性や遮音性が高まることに繋がります。
*張り替えよりコストを抑えられる
3つ目は、張り替えよりコストを抑えられることです。
外壁を張り替えると、元々の外壁を撤去する必要がありますが、外壁を撤去するためにはかなりの時間がかかり、外壁を撤去した後の処分も必要になるので、コストがかかってきます。
カバー工法であれば、壁の撤去が必要ではないため、コストを抑えることに繋がります。
□カバー工法をする前に知っておくべきこと
カバー工法をする前に、知っておくべきことは大きく分けて2つあります。
1つ目は、外壁材の種類と、耐用年数です。
カバー工法の場合、使う外壁材は金属系サイディング、窯業系サイディング、樹脂系サイディング、木質系サイディングの4種類があります。
それぞれ耐用年数が違い、窯業系サイディングと木質系サイディングは30年、金属系サイディングは15年から40年、樹脂系サイディングは30年から40年になります。
2つ目は、工期の平均は1カ月以上になることです。
カバー工法は、外壁に合わせて現場で採寸して、外壁の上に貼り付けます。
現場で加工するのに時間がかかるため、3週間かけて外壁を貼ります。
カバー工事や塗装を合わせて1カ月程度かかる計算になります。
□まとめ
カバー工法を行うメリットとして、工期が短く、張り替えるよりコストを抑えられ、断熱性や遮音性が高まることが挙げられます。
また、カバー工法は、工期の平均は1カ月程かかり、外壁材は4種類あり、それぞれで耐用年数が変わることを知っておきましょう。
外壁塗装をお考えの方は、是非当社までご相談ください。