屋根塗装を行う理由は、屋根材の寿命を延ばすためです。
施工には約5日〜8日かかり、その間には様々な作業が行われます。
そこで今回は、屋根塗装の工程をご紹介します。
また、施工中の注意点もご紹介しますので、屋根塗装をお考えの方はぜひ参考にしてください。
□屋根塗装の工程をご紹介!
屋根塗装は、基本的に以下の工程で作業が進められます。
1つ目は、近隣への挨拶回りです。
工事を行う前に近隣の方へ挨拶します。
これは、高圧洗浄による水や泥の飛散や騒音、塗料の臭いなどでご迷惑をかけることが考えられるためです。
挨拶することで、近隣とのトラブルを防げるでしょう。
2つ目は、足場組み立てと養生です。
職人の落下防止や作業の質を高めるために、足場の組み立ては必要不可欠です。
また、泥や汚れ、塗料が飛散しないように養生も行います。
3つ目は、高圧洗浄です。
高圧洗浄では、屋根材に付着した汚れや古い塗膜を洗い流していきます。
新たな塗膜をしっかり密着させ屋根材を守るために必要不可欠な作業です。
4つ目は、下地調整です。
屋根材にひび割れがある場合はコーキングによる補修や棟板金の釘浮きを行ったり、研磨パッドで屋根材や板金材の表面を下地調整したりします。
下地調整するかしないかで耐久性に大きな影響がでます。
5つ目は、塗装です。
下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが一般的です。
屋根材と本塗り材の密着性を高める下塗りの後は、タスペーサーを挿入して屋根材と屋根材の継ぎ目が塗膜で塞がれてしまうのを防ぎます。
その後中塗りを行い、美観や耐久性のために上塗りを行います。
6つ目は、完成です。
完成したら依頼者の方と一緒に確認します。
塗装に関する問題がなければ、足場の解体と清掃を行って完了です。
□施工中に注意すべきことは?
施工中の注意点は2つあります。
1つ目は、作業を見に行くことです。
作業を定期的に見に行くことで、依頼しているあなたが「ちゃんと見ているぞ」という意思を伝えられます。
施工不良の防止になるため、ぜひお時間のある際にやってみてください。
2つ目は、工程通りに進んでいるか業者へ確認することです。
営業担当と話した内容が職人さんにきちんと伝わっていない場合があります。
作業ミスやトラブルに発展しやすいため、1日の作業終わりや作業中に何の作業をしているのか聞いてみてください。
聞いた作業と工程表の作業にズレがあった場合は、すぐに塗装業者に確認してください。
この2つを押さえることで失敗しない屋根塗装ができます。
□まとめ
本記事では、屋根塗装の工程と施工中の注意点をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役になれば幸いです。
当社は、外壁や屋根など各種塗装工事を手掛けております。
屋根塗装をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。