塗料はどれも同じで、色だけで選ぶものだと思っていませんか。
実は塗料にはさまざまな機能があり、塗料によって持つ機能や性能が異なります。
そこで今回は、塗料が持つさまざまな機能やその屋根塗装の塗料の選び方をご紹介します。

□塗料のさまざまな機能

 

*遮熱機能

 

遮熱機能を持つ塗料は、温度上昇の原因となる赤外線を反射でき、そのおかげで塗膜や屋根表面の温度上昇を抑えることができます。
屋根は昼間であれば、表面温度が60°C以上になることもあるため、その熱が家の内部まで伝わり、室内温度を上昇させてしまうことがあります。
この機能を持つ塗料で屋根塗装することで、このような室内温度の上昇を抑えてくれます。
また、家の熱劣化も抑える効果もあるため、遮熱機能がある塗料はおすすめの塗料です。

 

*断熱機能

 

断熱機能を持つ塗料は、太陽光からの熱源を塗膜にため込むことによって、室内に熱を伝わりにくくさせる働きがあります。
この機能は熱の移動を最小限に抑え込むことが可能で、冬には室内温度を外に逃がさないという働きもあるため、断熱機能がある塗料はおすすめ塗料です。

 

□正しい塗料の選び方

 

まず、屋根材に適した塗料を選びましょう。
塗料によっては屋根材ごとに専門の塗料がある場合があります。
屋根材に適した塗料でない場合、短期間で剝がれてしまうという可能性があるため、塗料を剥がれにくくして、塗料の効果を最大限発揮させるためにも適した塗料を選びましょう。
適した塗料かどうかは塗料のカタログで確認できます。

 

そして、屋根塗装はツヤ有りの塗料がおすすめです。
屋根は紫外線を直接浴びるため、ツヤがある方が耐久性が長持ちします。
塗装後のツヤが気になるという方も、ツヤ有りの塗料をえらぶことをおすすめします。

 

外壁と一緒に屋根塗装を行う場合は、外壁よりも耐久性がある塗料を選びましょう。
屋根は紫外線を浴びる量が外壁と比べて多いため、劣化スピードが早いです。
そのため、外壁と屋根を同じ品質のものにすると、屋根のほうが先にメンテナンスをする必要があります。
外壁と屋根のメンテナンスは同時に行う方が、別々に行う場合と比べて足場代などの費用が安く済みますし、メンテナンスを同時に行うためにも、屋根の方が品質の良い塗料を選ぶことをおすすめします。

 

□まとめ

 

今回は、塗料が持つさまざまな機能やその屋根塗装の塗料の選び方を紹介しました。
塗料には遮熱機能や断熱機能を持っているものがあり、塗料は屋根材や耐久性を考慮して選ぶことをおすすめします。
屋根塗装をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。