近年、住宅街を歩いていると、太陽光パネルを設置している家を多く見かけます。
太陽光パネルのほとんどが屋根の上に設置されているため、屋根塗装との両方のメンテナンス時期を考える必要があります。
そこで今回は、屋根塗装や太陽光パネルの設置とメンテナンスのタイミングについてご紹介します。

□屋根塗装のタイミング

 

太陽光パネルを設置する方法はさまざまです。
もし、屋根材と太陽光パネルが別々の場所に設置されていれば、別々にメンテナンスをする必要があります。
しかし、多くの家では屋根の上に設置しているため、ここからはその場合の屋根塗装のタイミングについて紹介します。

 

*太陽光パネルを設置する前

 

この場合は通常通り、全面塗装をすることができます。
屋根塗装にも太陽光発電設置にも、足場が必要なので、塗装後に設置する方が費用を抑えられます。

 

*太陽光パネル設置済み

 

この場合は設置部分以外を塗装することになります。
塗装面積が全面塗装に比べて小さくなるため、費用を抑えられます。
しかし、撤去する際は、その下の部分は再塗装されていない部分なので、屋根材の状態に合わせて屋根塗装やメンテナンスを行うようにしましょう。

「太陽光パネルの下は塗装しなくて大丈夫なの?」と心配される方もいらっしゃると思いますが、その下は太陽光が当たらないため、比較的劣化スピードが遅くなります。
そのため、その部分の屋根塗装は行わなくても大丈夫だと考えられています。

 

□メンテナンスのタイミング

 

メンテナンスのタイミングは屋根材と太陽光パネルの耐用年数を考える必要があります。
屋根材は防水紙の耐用年数を考えると約20〜30年です。
太陽光パネルの法定耐用年数は17年になっていますが、実際には20〜30年程度です。
また、屋根塗装の時期も考える必要もあり、これは新築後10年程度で行います。
その次の屋根塗装となる20年目は、劣化がひどくなければ行うことができます。

 

理想としては太陽光パネルの撤去や交換時期に、屋根のメンテナンスも合わせて行えることです。
そのようにできれば、取り外した部分の屋根塗装や費用面を抑えることができます。

 

□まとめ

 

今回は、屋根塗装や太陽光パネルの設置とメンテナンスのタイミングについて紹介しました。
屋根塗装は太陽光パネルの設置前でも設置後でも可能であり、メンテナンスはそれぞれの部材の耐用年数を考えることをおすすめします。
屋根塗装をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。