外壁塗装は、外観をよくするのはもちろん、家を守るためにも大切です。
また、一回塗装すれば終わりではなく、定期的な塗り替えが必要です。
そこで今回は、外壁塗装の必要性についてと、塗り替えの目安となる耐用年数について紹介します。

□外壁塗装の必要性について

 
多くの方にとって、外壁塗装は見た目をきれいにするために行う小野、という認識があるかもしれません。
 
しかし、外壁塗装を行う1番の目的は、住宅を守ることです。
住宅から塗膜によって防水を行い、住宅の寿命を伸ばします。
建物は雨や紫外線によって日々劣化していくため、放置していると雨漏りがおきたり、下地の柱が腐ったりする場合があります。
 
住宅を守る塗膜には寿命があり、新築で使用した塗料は5年から7年ほど、塗り替えの際に使用する塗料で10年ほどになります。
住宅自体の寿命は30年と言われていますが、塗り替えを行わないとれ化のスピードが早まり、30年経たないうちに寿命が尽きてしまいます。
 
住宅を保護するためにも、建て替えを行うまでに2回から3回は塗り替えを行う必要があります。
新築時は10年から15年で塗り替えが必要になり、10年経過すると劣化していることが多いため、7年から10年おきに塗り替えを行うといいでしょう。
 
劣化症状として、つやが無くなっている、色の変色、チョーキング現象、ひび割れの発生、塗膜の剥がれなどがあります。
ご自宅の外壁にこれらの症状が起きていないか、ご自身で確認しておきましょう。
 

□外壁塗装の耐用年数について

 
外壁塗装の耐用年数は、建物と塗料によって異なります。
ここでは、塗料別に耐用年数を紹介します。
ウレタン系の塗料の耐用年数は7年から10年、シリコン系塗料は10年から15年、フッ素系塗料は15年から20年、ラジカル系塗料は10年から17年、無機系塗料は20年から25年、アクリル系塗料は4年から7年、遮熱系は15年から20年、ピュアアクリルは12年から15年となっています。
 
建物の耐用年数として、木造合成樹脂造は22年、鉄筋コンクリート造は47年、れんが造は38年、金属造は19年から34年ほどとなっています。
 

□まとめ

 
住宅は常に雨や紫外線により日々劣化していき放置していると雨漏りがおきたり、下地が腐ったりしてしまう可能性があるため、住宅を守るためにも外壁塗装は必要になります。
住宅を守る塗膜は新築で5年から7年、塗り替え時に使用する塗料は10年ほどで寿命が来るため、定期的に塗り替えを行うことが大切になります。
外壁塗装の耐用年数は、建物と塗料によって耐用年数が異なってきます。