高圧洗浄機を使用すると塗装が剥がれてしまうのかについて心配な方も多いのではないでしょうか。
今回は、高圧洗浄機を使用すると塗装が剥がれてしまうのかについてと、高圧洗浄機を使用する際の注意点について紹介します。
是非参考にしてみてください。
□高圧洗浄機を使用すると塗装が剥がれてしまうのか
結論から言うと、外壁の種類や塗装面の状態によって剥がれやすさが変わってきます。
モルタル外壁などの表面がざらざらしているタイプの壁だと高圧洗浄機を使用しても剥がれることは多くはありません。
しかし、サイディング外壁の場合、チョーキング現象と言って白い粉が付着していることがあり、綺麗に洗い落さなかったことが原因で塗装が剥がれてしまう可能性があるので注意が必要です。
チョーキング現象が起こっている外壁を高圧洗浄機で洗浄すると、白い水が流れ出てきます。
完全に落とすのは難しいですが、下塗り材のシーラーが浸透する程に洗い落すことが重要です。
また、屋根の場合、塗装する面に付着物があると下地と塗料の密着性が低下してしまうので、塗装が剥がれやすくなってしまいます。
高圧洗浄機の威力は手に当てると指がちぎれてしまうほどの強さで、この水流を利用してカビやコケを取り、汚れを落としていきます。
スタッコ壁やモルタルのリシンは、塗装の中までカビが生えている場合がありますが、これを高圧洗浄で無理に汚れを落とそうとすると塗装が剥がれてしまうので注意が必要です。
□高圧洗浄機を使用する際の注意点とは
高圧洗浄機を使用する上で一番気を付けておきたい点は、水圧が強すぎると洗浄した部分が削れてしまう点です。
高圧洗浄機は、放水時の圧力調整ができるものが多いので、洗浄する部分の素材に応じて圧力を強くしたり弱くしたりと調整することが重要になってきます。
圧力を強くする場合は、一気に早く汚れを落とせるので、タイルや石などの硬くて丈夫な素材になっている部分を洗う際に強くすると良いでしょう。
逆に、コンクリートのような素材の表面が削れやすく剥がれやすいものに対しては圧力を弱めて丁寧に洗うと良いでしょう。
□まとめ
高圧洗浄機を使用する際は、無理に汚れを落とそうとしてしまうと塗装が剥がれてしまいます。
また、水圧が強すぎると洗浄した部分が削れてしまうこともあるので注意しましょう。
洗浄する部分の素材によって圧力を調整することが大切です。
外壁や屋根塗装でお困りの方は、是非当社までご相談ください。