屋根塗装をお考えの方で、屋根塗装の最適な時期を知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、屋根塗装の最適な時期を知る方法についてと、屋根材の種類について紹介します。
是非参考にしてみてください。

 

□屋根塗装の最適な時期を知る方法

最適な時期を知るには、年数ではなく劣化状況をみて判断することが重要です。
理由としては、住宅のある周辺の環境によって劣化状況が早くなったり遅くなったりするためです。
屋根塗装をする時期の目安になる劣化状況としては、主に5つあります。

1つ目は、色あせです。
色あせは、屋根の色がくすんだように変色している状態をいいます。
色あせは塗装をしている全ての屋根で発生し、塗膜の劣化が進み出したことを表しています。

2つ目は、コケやカビです。
屋根にコケやカビが発生することがあり、外観に影響を与えるだけでなく悪臭を放ってしまいます。

3つ目は、ひび割れです。
屋根にひび割れが起きることで、雨漏りやサビの原因になってしまいます。
ひび割れは、主にスレートやセメント瓦などに発生します。
少しのひび割れでも、雨漏りの原因になる恐れがあるので早めに塗装しておきましょう。

4つ目は、サビです。
サビは、屋根の一部が腐食していることを表しています。
サビを放置しておくと、屋根材に穴が開いてしまうので注意しましょう。

5つ目は、塗膜の剥がれです。
塗膜の剥がれは、屋根の塗装が剥がれていることを表しています。
主に長い年数が経ち、劣化して発生することが多いです。
スレートやセメント瓦などの塗装を行う屋根全てに発生します。

 

□屋根材の種類

主な屋根材の種類は、3つです。

 

*スレート瓦

スレート瓦は、天然スレートと化粧石綿スレートがあります。
天然スレートは、粘板岩を使ってスレート瓦にしていて、化粧石綿スレートはセメントと石綿を板状にして石綿スレートに着色したものです。
スレート瓦の耐用年数は、20年から25年とされていて、色や形状が豊富にあるので様々な住宅に使用されています。

 

*セメント瓦

セメント瓦は、通常の瓦と違ってスラリー層という層が表面にあり、セメントの粉が薄くかかっています。
耐用年数は、30年から40年とされています。

 

*日本瓦

日本瓦は、無釉瓦と釉薬瓦があります。
無釉瓦は、いぶし瓦や、素焼き瓦などの種類があり、いぶし瓦は耐熱性や通気性の高さが特徴的で、素焼き瓦は陶器の自然の風合いを生かした瓦になっています。
釉薬瓦は、水が浸透せずに劣化がしにくく耐久性が高いことが特徴的です。

 

□まとめ

屋根塗装の最適な時期を知る方法は、年数ではなく劣化状況を見て判断することが重要です。
屋根塗装をする時期の目安になる劣化状況として、色あせ、コケやカビ、サビ、ひび割れ、塗膜の剥がれなどで判断できます。
屋根塗装をお考えの方は、是非当社までご相談ください。