ベランダやバルコニーなどの外に面した場所に用いられるFRP防水という工法方法をご存知でしょうか。
塗り替え時期などを把握しておかないと雨漏りの原因になってしまいます。
そこで今回は、FRP防水の塗り替え時期と正しい塗り替え方法を紹介します。
塗り替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

□FRP防水の塗り替えについて

まずは、防水層の塗り替えの目安です。
ベランダそのものに防水機能があるわけではないので、定期的なメンテナンスを行って防水機能を維持する必要があります。
メンテナンスを怠ると、ベランダからの雨漏りが起こる可能性もあります。
目安は10〜12年なので、確認をして塗り替え時期を見定めましょう。

次に、トップコートについてです。
トップコートがないと、防水層への紫外線からの劣化が早くなってしまい、建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。
そのため、5年に一度ほどメンテナンスを行いましょう。
5年経過していなくても異常がある場合はメンテナンスをすることをおすすめします。

最後に、メンテナンスが必要な症状についてです。
トップコートの色があせてしまっていたり、ヒビ割れや浮きなどが出てしまっていたりする場合はメンテナンスが必要です。
酷い場合は全体の工事になる可能性もあるので早めに修繕することをおすすめします。

 

□FRP防水の正しい塗り替え方法について

まずは、準備です。
下準備で、塗装する面を高圧洗浄を行って綺麗にした後、サイディングを行い、塗装面を荒くして塗料が密着するようにします。
終わったら、アセトン拭きで残っている油膜を拭きとって準備が完了になります。

次に、塗装です。
まず、下塗りとしてプライマーを塗布しておきます。
その後、トップコートを中塗りと上塗りの2回に分けて塗装を行います。
塗料が綺麗に乾いたら、FRP防水の塗り替えの全ての工程が終了になります。

塗り替えでは、塗料も刺激臭がする可能性がある上、仕上がりも重視しなければならないので業者に頼むことをおすすめします。
家に異常がある場合は事前に調査をしてもらってから、直すべき箇所をきちんと直して、他への異常や劣化を防ぐようにしましょう。

 

□まとめ

この記事では、FRP防水の塗り替え時期と正しい塗り替え方法を紹介しました。
手抜き作業で、効果を発揮できない状態になってしまうと意味がないので、信頼できる業者に依頼しましょう。
住宅塗装を検討している方は、ぜひ一度当社にご相談ください。