外壁塗装を検討するときに弾性塗料を提案されることがあります。
弾性塗料の特徴や適した外壁を知っていると、よりスムーズに施工が進むでしょう。
そこで今回は、弾性塗料についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

□弾性塗料とは?

弾性塗料とは、他の塗料よりも高い伸縮性と弾力性を有している塗料のことです。
柔らかく伸縮性に優れているため、ひび割れしやすいモルタルの外壁の施工に有効です。
また、施工することでひび割れしにくくなるだけでなく、水や湿気が入り込みにくくなります。
したがって、長期的なパフォーマンスに優れた塗料と言えるでしょう。

 

*弾性塗料を使用するメリット

弾性塗料で外壁塗装をするメリットについて確認しておきましょう。
メリットは先ほどご紹介した通り、柔軟性と防水性です。
より詳しくみていきます。

・柔軟性
外壁に水がしみ込んだり、冬に膨張したりするのは、ひび割れが主な原因です。
柔らかくひび割れに強い弾性塗料で塗装された外壁は、家の見栄えを美しく保ち続けるのに最適です。

・防水性
伸縮性が高い塗料は外壁への密着性が高いです。
そのため、風雨から外壁をしっかり保護できます。
また、防水性は壁面の内側が結露するのを防ぎ、壁を長持ちさせる効果もあります。

 

□弾性塗料が使える外壁と使えない外壁をご紹介!

ここまでご紹介してきた弾性塗料にも使える外壁と使えない外壁があります。
使えない外壁に塗っても十分な効果は期待できません。

 

*使える外壁

使える外壁はモルタルです。
モルタルの外壁は他の外壁に比べ、ひび割れしやすく防水性が低いです。
弾性塗料を使うことで地震や車両が起こす振動からモルタルの外壁を守ります。

ひび割れが起こった箇所では一般的な塗料だけで補修しても再発してしまう可能性があるため、ひび割れを補修した上で弾性塗料を塗ることもあります。

 

*使えない外壁

使えない外壁はサイディングです。
サイディングはモルタルに比べて熱がこもりやすく、サイディングの外壁に弾性塗料を使用すると膨れの原因になる可能性があります。
そのため、サイディングの外壁には硬質塗料を塗るのが一般的です。

ぜひご自宅の外壁に弾性塗料が適しているのか確認してみてください。

 

□まとめ

本記事では、弾性塗料についてご紹介しました。
弾性塗料は、ひび割れと水に強い特徴があります。
本稿が皆さんのお役になれば幸いです。
外壁塗装をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。