外壁塗装を計画するとデザインや色などを考えたり、家族がいる方は家族で話し合ったりしますが、外壁塗装の塗料には様々な種類があり耐用年数も異なるため注意が必要です。
そこで今回は、塗料を選ぶ際の為に塗料の種類と耐用年数についてを紹介します。
外壁塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

□外壁の劣化原因と長持ちさせる方法について

1つ目は、防水性のついている塗料を選ぶことをおすすめします。
防水性のついた塗料は壁にヒビがはいってしまったとしてもそのヒビの分まで追従してくれる伸縮性を持っているため、雨水の侵入を防いで建物をより長持ちさせてくれます。
雨水の侵入を防ぐことができると内部の腐食も防ぐことができるので覚えておきましょう。

防水性を持っている塗料の中で代表的な塗料は、アステックペイントジャパンのEC-5000PCM・EC-5000PCM-IRという商品です。
ピュアアクリル樹脂が使われているため耐久性と柔軟性に優れている上に伸縮率が約600パーセントと高く、防水性にも優れていて総合的に見てもメリットが大きい塗料です。

2つ目は、外壁周辺のケアをすることです。
建物の北側や植え込みの近くは日が当たりにくく湿気がこもりやすいため、カビが生えやすいという特徴があるので植え込みをこまめに刈るなどといったケアが必要です。
なるべく物をおかないようにして、風通しをよくしておくことをおすすめします。

3つ目は、カビや藻のケアをすることです。
外壁にカビが生えていて、そのままにしておくと次第に外壁全体に広がってしまいます。
カビや藻を見つけたら水や専用洗剤、スポンジなどを使って落とすようにしましょう。
細かい点に気を遣っておくことで家を長持ちさせることができます。

 

□塗料の種類と耐用年数について

1つ目は、アクリル塗料です。
アクリル塗料の耐用年数は5〜7年で、発色のよさや低価格が魅力の塗料です。

しかし汚れやすく、耐久性にも優れていない上、ヒビ割れもしやすいため現在はあまり使われることがなくなってしまっている塗料なので選ぶ際は注意しておきましょう。

2つ目は、ラジカル塗料とシリコン塗料です。
ラジカル塗料は、2012年に発売された防汚性や防藻性、耐候性に優れている塗料です。
シリコン塗料は、ツヤのある仕上がりが特徴で耐久性とコストバランス重視の方におすすめの塗料で、耐用年数はラジカル塗料と同様の15年前後です。

3つ目は、無機塗料です。
材料に炭素を含まない無機物で作られている塗料のため雨や紫外線などに強く、耐用年数も業界トップクラスの20年以上というメリットがある塗料です。
有機物が入っていないため、柔軟性に劣るというデメリットがあります。

 

□まとめ

この記事では、塗料の種類と耐用年数、外壁を長持ちさせる方法を紹介しました。
日頃のケアがきちんとできれば長持ちさせることができますが、毎日見たり、掃除したりするのは、忙しかったり面倒だったりで難しいので気付いた時にはすぐ対処しましょう。
外壁塗装でお悩みがある方は、ぜひ一度当社にご相談ください。