「養生」という言葉を耳にすることがあるけれど、詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装の養生とは、塗装する箇所以外への広がりを防ぐための工程です。
この記事では、外壁塗装中の養生箇所について解説します。
是非参考にしてみてください。

 

□外壁塗装の工程の養生とは

建設現場で施される養生とは、建物をメッシュシートまたはビニールシートで覆う工程のことを指します。
塗料は液体のため、液体が塗装する箇所の範囲外に飛散してしまう場合があり、防止策として塗装前に養生が施されます。

外壁塗装では、ローラーや刷毛を使用して塗装する手塗りと、スプレーで噴射して塗装する吹き付けの2種類があります。
吹き付けで塗装する場合は、近隣に飛び散ることもあるため、全体を飛散防止ネットで覆ってから作業を進めます。
飛散防止ネットは、高圧洗浄をする際にも水の飛散も抑えられるため便利です。

 

□外壁塗装中の養生箇所とは

塗料の付着、飛散が予想される箇所は養生を行う必要があります。
養生には、敷地外へ塗料が飛散するのを防ぐ役割もあります。

1つ目は、玄関周りです。
床にはノンスリップシートを使い、歩く時に滑らないように養生をします。
ドアは出入りしやすいように養生するため、普段通り開け閉めできます。

2つ目は、郵便受けや表札です。
郵便受けや表札のような付帯物や小物も、ビニールやテープなどを使用して、養生をします。
郵便受けや表札の近くを塗装しない場合は、養生を施す必要がない場合もあります。

3つ目は、給湯器や室外機などです。
給湯器や室外機のような設備の給気口は塞ぐことなく、専用のカバーで覆うため、普段通りエアコンを使用できます。
外壁塗装中に給湯器や室外機のような設備を使用したい場合は、使用しても良いかを事前に確認しておきましょう。

4つ目は、植物や花壇です。
植物や花壇にも養生ができます。
大切に育ててきた植物が折れて、枯れてしまうことがないように確認しておきましょう。

5つ目は、車です。
外壁塗装の飛散により、車に塗料が付いてしまうと汚れが落ちにくくなってしまいます。
自動車養生カバーとして販売されており、車を丸ごとカバーできます。
簡単に取り外せるため、外出する際も普段通り使えます。

 

□まとめ

この記事では、外壁塗装中の養生箇所について解説しました。
養生が必要な箇所は玄関周り、郵便受けや表札、給湯器や室外機のように複数あります。
外壁塗装でお困りの方は、是非当社までご相談ください。