新築やリノベーションを検討中の方々、特に耐久性やデザイン性にこだわりを持つ方は多いでしょう。
ガルバリウム鋼板という素材には多くの特性があり、そのメリットとデメリットを総合的に理解されていない場合、後悔する可能性もあります。
そこで、この記事ではガルバリウム鋼板の特性を包括的に解説し、そのメリットとデメリットを紹介します。
賢い選択をするための手助けとなれば幸いです。
◻︎ガルバリウム鋼板の特徴とメリット
1.耐久性が高い
ガルバリウム鋼板は、その耐久年数が20～30年と長いのが特徴です。
定期的なメンテナンスを行えば、その寿命はさらに延び、40年以上の使用も夢ではありません。
他の金属素材と比較しても、この耐久性の高さは一目瞭然であり、長期間の安心感を与えてくれます。
2.サビに強い
この素材は特にサビに強いという特性を持っています。
美観を損ねるサビが出にくいため、外観の美しさを長期間保つことが可能です。
この特性は、特に湿度が高い地域や海沿いでの使用において、その価値を発揮します。
3.耐震性に優れる
ガルバリウム鋼板は非常に軽量であり、そのため建物全体の耐震性を高める効果があります。
重い建材を使用すると、地震の際の揺れが大きくなる可能性がありますが、この素材を使用することでそのリスクを減らせます。
4.デザイン性が高い
ガルバリウム鋼板は、その金属感を活かしたスタイリッシュなデザインが可能です。
カラーバリエーションも豊富で、多様な外観を演出できます。
特に、金属と木材を組み合わせることで、独自の美学を追求する空間を作り出せます。
◻︎ガルバリウム鋼板の注意点とデメリット
1.初期費用が高い
ガルバリウム鋼板は、他の外装材に比べて初期費用が高い傾向にあります。
特に、施工には細心の注意が必要であり、その分、施工費も高くなる可能性があります。
防音対策など、追加の費用が発生する場合も考慮に入れましょう。
2.メンテナンス費用も高い
耐久性が高いとはいえ、定期的なメンテナンスは避けられません。
特に、ガルバリウム鋼板の塗装は難易度が高く、専門の業者が必要な場合もあります。
このようなメンテナンス費用も、総合的なコストとして考慮する必要があります。
3.外観に賛否
ガルバリウム鋼板の外観は、好みが分かれる場合があります。
一部の人々は「スタイリッシュで美しい」と評価する一方で、他の人々は「安っぽい」と感じる方もいらっしゃいます。
そのため、外観については十分に検討する必要があります。
4.錆びる可能性も
「サビに強い」とはいえ、全く錆びないわけではありません。
特に、海沿いなどの塩害が強い地域では、その耐久性が試される場合があります。
この点も、素材選びの際には注意が必要です。
◻︎まとめ
ガルバリウム鋼板は、その耐久性やデザイン性に優れた素材ですが、初期費用やメンテナンス費用、外観についての賛否など、慎重に考慮するべき点も多々あります。
ガルバリウム鋼板を外壁に使用したいとお考えの方は、メリット・デメリットを把握した上でどうするか決めることをおすすめします。
外壁塗装を検討されている方は、当社までお気軽にご相談ください。
