緑色の屋根は、近年注目を集めている選択肢の一つです。
その独特の色合いは、周囲の自然と調和しながら、住まいにおしゃれで個性的な印象を与えてくれます。
洋風のモダンな雰囲気を演出したり、外壁との組み合わせで洗練された外観を作り出したりと、様々な可能性を秘めています。
今回は、緑色の屋根が持つ魅力と、その魅力を最大限に引き出すためのポイントについてご紹介します。

緑色の屋根が与える印象とは

おしゃれで外国風な雰囲気が出る

緑色の屋根は、モダンな欧風や米国風の雰囲気を演出するのに適しています。
地域によっては、土地や自然に馴染むナチュラルカラーやオーガニックカラーが好まれる傾向があり、緑色の屋根はそのようなテイストによく合います。
例えば、プロヴァンス風や米国風のおしゃれな外観にしたいというご要望にも応えられます。

外壁の色との相性が良い

緑色の屋根は、外壁の色選びがしやすいというメリットがあります。
多くの色と相性が良く、組み合わせに失敗しにくいのが特徴です。
屋根と外壁の両方を緑系でまとめることも可能なくらい、調和させる力を持っています。
そのため、近所であまり見かけない色だからと躊躇せず、様々な外壁色との組み合わせを試してみる価値があります。

どんな屋根材にも馴染む

和瓦、洋瓦、スレート瓦など、屋根材の種類を問わず、緑色は自然に馴染みやすい色です。
家の敷地内に庭木などの緑がある場合、屋根の緑色がさらに違和感なく溶け込みます。
そのため、家の造りが古風だからと緑色の屋根を選ぶことはおすすめ。

緑色の屋根を選ぶ際のポイントは何か

外壁との色の組み合わせ方

緑色の屋根をより魅力的に見せるためには、外壁との色の組み合わせが重要です。
一般的には、明るめの外壁色との組み合わせがおすすめです。
屋根の緑色が鮮やかな場合でも、明るい外壁色を選ぶことで、全体が調和し、洗練された印象になります。
もし明るい色が苦手な場合は、彩度を抑えたこげ茶色やダークグレーなどの落ち着いた色を選ぶと、シックな雰囲気に仕上がります。

雨どいなどパーツの色選び

屋根や外壁だけでなく、雨どい、破風板(はふいた)、雨戸、帯板(おびいた)といった周辺パーツの色選びも、緑色の屋根の魅力を引き出す上で大切です。
雨どいは、外壁の色に合わせてアクセントにするのが効果的です。
外壁が薄い色であれば、屋根と同じ緑色にすると際立ち、おしゃれ度が増します。
逆に外壁が濃い色であれば、雨どいを白にするとアクセントとして映えます。
破風板は、雨どいと同系色か、白を選ぶときれいにまとまります。
雨戸やシャッターボックスは、サッシの色に合わせると、家全体に統一感が出ます。
帯板は、屋根と同じ緑色にすると、全体が引き締まり、おしゃれな印象を高めることができます。

色選びの注意点とコツ

緑色の屋根の色を選ぶ際には、いくつか注意しておきたい点とコツがあります。
まず、塗料のカタログから標準色を選ぶことが推奨されます。
調色(ちょうしょく)は追加費用が発生したり、将来的な補修が難しくなったりする可能性があるためです。
また、濃い緑色は塗装から5年程度までは鮮やかさが楽しめますが、それ以降は土埃や雨による汚れが目立ちやすくなる場合があります。
長期的な美観を保ちたい場合は、この点を考慮して色を選ぶと良いでしょう。
最終的な色味は、カラーシミュレーションを作成してもらい、さらに実物の色板見本を屋外で確認して決定するのが最も確実です。
日差しの下での見え方を確認することで、カタログとは異なる印象を掴むことができます。

まとめ

緑色の屋根は、おしゃれで外国風な雰囲気を演出できるだけでなく、外壁の色を選びやすく、どんな屋根材にも馴染みやすいという多様性を持っています。
外壁や雨どい、破風板などのパーツの色との組み合わせを工夫することで、住まいの魅力をさらに高めることが可能です。
色選びの際は、塗料カタログから選ぶことや、長期的な美観、外壁とのバランスを考慮することが大切です。
最終的には、カラーシミュレーションや色板見本で具体的なイメージを確認し、理想の緑色の屋根を持つ住まいを実現しましょう。