外壁に白い粉が付いている。
そんな経験はありませんか?
もしかしたら、それは「チョーキング現象」かもしれません。
放置すると、建物の寿命を縮め、高額な修理費につながる可能性も。
チョーキング現象について正しく理解し、適切な対処をすることで、大切な住まいを守りましょう。
今回は、その原因から対処法までを具体的にご紹介します。

チョーキング現象の原因と確認方法
紫外線によるチョーキング
紫外線は、塗料の樹脂を分解します。
特に日当たりの良い南側や西側は、劣化が早く進みやすいでしょう。
新築時の塗装であれば、8~10年程度でチョーキングが始まるケースも珍しくありません。
長年の紫外線照射により、塗料の顔料が分離し、白い粉として表面に現れてきます。
施工不良によるチョーキング
塗料の混合不足や、塗布量の不足、下地処理の不備など、塗装工事の際の施工不良もチョーキングを早める原因となります。
1~3年といった、本来の耐用年数よりも早くチョーキングが発生する場合は、施工不良の可能性が高いです。
専門家による調査が必要となるでしょう。
立地条件によるチョーキング
海沿いや工場地帯など、酸性雨の影響を受けやすい環境では、塗料の劣化が促進され、チョーキング現象が早く現れる場合があります。
塩害や大気汚染も、塗料の寿命を縮めます。
チョーキングの確認方法
チョーキングの確認は、比較的簡単です。
外壁を指で軽く擦ってみてください。
白い粉(もしくは外壁の色に近い粉)が手に付着すれば、チョーキング現象が起きています。
また、水をかけても確認できます。
チョーキングしている部分は、水を吸収しやすく、色が濃く変色する傾向があります。
チョーキングの簡単な自己診断
チョーキングの進行度合いは、白い粉の量で判断できます。
ほんの少し付く程度であれば軽度、大量に付着する場合は重度と判断できます。
ただし、自己判断が難しい場合は、専門業者に相談しましょう。
チョーキング塗装の対処法と予防策
チョーキングの進行度合い
チョーキングは、初期段階では白い粉が付く程度ですが、進行すると撥水性が低下し、雨水が浸入しやすくなります。
さらに進むと、亀裂やカビ・コケの発生、ひび割れ、雨漏りなど、深刻な被害につながる可能性があります。
塗装の必要性の判断
チョーキングの程度によって、塗装の必要性が変わってきます。
軽度であれば、様子を見ることもできますが、重度であれば早めの塗装がおすすめです。
専門業者に点検してもらい、的確な判断を仰ぎましょう。
適切な塗装方法の選択
外壁塗装には、ウレタン、シリコン、フッ素、ラジカルなど、様々な塗料があります。
それぞれ耐久年数が異なり、価格も異なります。
建物の状況や予算に合わせて、最適な塗料を選びましょう。
高圧洗浄で古い塗膜を丁寧に除去してから、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りといった工程を経て塗装を行います。
チョーキング予防のための対策
チョーキングは完全に防ぐことはできませんが、適切なメンテナンスで進行を遅らせることは可能です。
定期的な外壁の点検を行い、チョーキングの兆候が見られたら早めに対処しましょう。
また、日陰を作るなど、紫外線から外壁を守る工夫も有効です。
専門業者への相談
外壁塗装は専門的な知識と技術が必要なため、DIYは避け、必ず専門業者に依頼しましょう。
依頼前にしっかりと見積もりを取り、契約前に、保証内容やアフターサービスについても確認しておきましょう。
まとめ
チョーキング現象は、外壁塗装の劣化を示すサインです。
放置すると、建物の防水性が低下し、様々なトラブルにつながります。
チョーキングを発見したら、その進行度合いを判断し、適切な対処法を選びましょう。
専門業者に相談し、的確な診断と適切な塗装工事を行うことで、建物の寿命を延ばし、安心して暮らせる住まいを守りましょう。
定期的な点検も忘れずに行いましょう。








