外壁塗装の剥がれを発見した時、多くの人は「放置しても大丈夫かな。」と不安に思うかもしれません。

しかし、外壁塗装の剥がれは放置すると雨漏りや建物の安全性の低下、資産価値の低下など、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、外壁塗装の剥がれを放置することで何が起きるのか、その原因や費用について詳しく解説していきます。

□外壁塗装の剥がれ放置するとどうなる?

外壁塗装の剥がれは、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。

1: 雨漏り

外壁塗装が剥がれると、雨水が外壁材の隙間から内部に侵入しやすくなります。
構造体まで雨水が浸透してしまうと、天井や壁から雨漏りが発生し、建物の腐食やカビの発生を招き、最悪の場合、建物の倒壊に繋がる可能性もあります。

 

2: 建物の安全性の低下

外壁塗装の剥がれによって雨水が侵入すると、建物の構造体や断熱材などが腐食し、建物の強度が低下します。
また、外壁の断熱性能が低下することで、室内の温度変化が大きくなり、冷暖房効率が悪化することもあります。

 

3: 資産価値の低下

外壁塗装の剥がれは、見た目の悪化だけでなく、建物の価値を大きく下げる要因となります。
将来的に家を売却する予定がある場合や、賃貸住宅の場合、外壁塗装の剥がれは大きなマイナス要素となります。

□外壁塗装剥がれの原因と費用

外壁塗装の剥がれには、大きく分けて2つの原因が考えられます。

1: 施工不良

・下地処理が不十分

・外壁材と塗料の相性が悪い

・塗料の希釈や配分が不適切

・乾燥不足

・劣化した部分を補修せずに塗装した

など、施工時のミスが原因で剥がれが発生することがあります。
施工不良が原因の場合は、保証期間内であれば無償で補修してもらえる場合があります。

 

2: 経年劣化

外壁塗装は、紫外線や雨風などの影響で経年劣化し、剥がれが発生します。
塗料の種類や施工方法によって耐用年数は異なりますが、一般的には5~10年程度と言われています。
外壁塗装の剥がれを放置すると、雨漏りなどの深刻な問題が発生する可能性があるため、早めの対応が必要です。
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類や面積、工法によって異なりますが、一般的な住宅の場合、100万円~200万円程度が相場です。

□まとめ

外壁塗装の剥がれは、放置すると雨漏りや建物の安全性の低下、資産価値の低下など、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
剥がれを発見したら、早急に当社のような専門業者に相談し、適切な対応を行うようにしましょう。