屋根塗装をお考えの方で、スレート屋根のカバー工法について知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、スレート屋根のカバー工法についてとカバー工法の相場について紹介します。
ストレート屋根のカバー工法をお考えの方は、是非参考にしてみてください。
□スレート屋根のカバー工法について
スレート屋根のカバー工法は、工事方法の1種のことでスレート屋根の上に屋根を重ねて張る工事の方法を言います。
カバー工法は屋根の上に屋根を重ねる為廃材を出さずに工事を行えます。
カバー工法の種類として、主に2種類あります。
1つ目は、直接下葺き材カバー工法です。
この方法は、元々使用していた野地板の状態の良い場合に使用される工法になります。
古い屋根の上から防水シートを張り新しい屋根を重ねていきます。
2つ目は、野地板増し張りカバー工法です。
この方法は、元々使用していた野地板の状態が悪い場合に使用される工法です。
古いスレート屋根の上から野地板を張って、防水シートと新しい屋根を仕上げます。
スレート屋根のカバー工法は、耐震性が高く、屋根が二重になるため遮音性と断熱性が上がるというメリットがあります。
また、スレート屋根は平均で10年ほどで塗装のメンテナンス、20年ほどでカバー工法の葺き替え工事を行います。
スレート屋根のカバー工法で使用できる屋根材として、ガルバリウム鋼板やSGL鋼板などがあります。
□カバー工法の相場について
カバー工法の費用の相場は、一平方メートルあたり1万円プラス足場代に消費税をかけたものになります。
屋根材や防水シートを高品質なものに変えると、その分コストは高くなり、施工方法によってもカバー工法のコストは変動します。
また、下屋根の長さや屋根面の数によっても費用が変動します。
2面で形成されている屋根に比べて、屋根の面が5面、6面ある複合屋根は板金部材が面の分増えるためコストが高くなります。
複合屋根と同様、下屋根がある場合は屋根の面が増えて部材を多く使用することになるため、コストが高くなります。
□まとめ
スレート屋根のカバー工法は、スレート屋根の上から屋根を重ねる工事方法のことを指します。
カバー工法は野地板の状態が良い場合に使用される直接下葺き材カバー工法と野地板の状態が悪い場合に使用される野地板増し張りカバー工法の2つです。
カバー工法のメリットは、耐震性が高く屋根が二重になるので断熱性と遮音性が上がります。
ストレート屋根のカバー工法をお考えの方は、是非当社までご相談ください。