ウレタン防水とは、ウレタンという樹脂を液体にして、防水層を形成する工法のことです。
ウレタン防水には、どのような補修方法があるか知らない方も多いでしょう。
今回は、ウレタン防水の膨れやその他の補修方法、防水層が膨らんでしまう原因についてご紹介します。
是非参考にしてみてください。

 

□ウレタン防水の膨れやその他の補修方法とは

*ウレタン防水に膨らみがある際の補修方法

ウレタン防水に膨らみがある際は、下地が水分を含んで雨漏りを起こしている可能性があります。
防水層に問題がないか、また外壁やサッシに問題がないかを確認して雨漏りを補修する必要があります。
膨らんでしまった箇所は、経年により、破れてしまう恐れがあります。
膨らんでしまった部分のみ剥がし補修を行うか、全体補修を行う必要があります。

 

*その他の補修方法

ウレタン防水は膨らむ以外にも、ひび割れや防水層の亀裂、雨漏りなどが発生する可能性があります。
ひび割れは築5年から7年、施工してから数年後に生じる場合が多いです。
ひび割れが発生する原因は、トップコートという保護材がひび割れてしまうことによって生じます。

トップコートには防水性能は無いため、雨漏りの心配はありませんが、太陽光や雨水などにさらされると劣化してしまうため、トップコートを再塗装する必要があります。

防水層の亀裂は、地震後や年が経ってから起こる場合が多いです。
放置すると、下地まで腐食してしまうので、早めにウレタン防水の再施工を行うようにしましょう。
防水層が傷むことで、雨漏りが発生した場合は、住宅の寿命が縮んでしまいます。
防水層にも問題が無い場合は、真下の軒天や室内に雨水が入り込んでいる可能性があります。

雨漏りが軽微なものであっても、しっかりと点検を行い、対処するようにしましょう。

 

□防水層の膨れが発生する原因とは

防水層の膨れが発生する原因は様々ですが、新しい防水層と既存の防水層の間に水が入り込んでしまい、新しい防水層が膨らんでしまう場合が多いです。
その他にも、膨れは水分によって起こるため、防水層に亀裂が入っている場合は亀裂からも水が入り込んでしまい、防水層が浮いてしまう場合があります。

防水層の膨れは目視で確認ができるため、発見次第、すぐに対処するようにしましょう。

 

□まとめ

ウレタン防水が膨らむと、経年により破れてしまう恐れがあるため、膨らんでしまった部分の剥がし補修を行うか、全体補修を行う必要があります。
外壁塗装や屋根塗装、塗り替えでお困りの方は、是非当社までご相談ください。